空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第一回
第1章 道草遍路〔第一回〕《1996年5月3日〜5月7日(4泊5日)》
◆しぶしぶ出かけた四国遍路
1996年5月3日、私と妻は広島発ひか
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第二回
●第二番札所・極楽寺
雨雲はいよいよ重く垂れこめ、ポツリ、ポツリ、冷たいものが落ちてきた。霊山寺より西へ1キロほど行
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第三回
◆第3日(1996年5月5日)−父と子の滝行・人生何を貯蓄すべきか?−
今日も雨だろうと半分あきらめていたが、朝起きてみれば陽の光。にわか
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第四回
◆第4日(1996年5月6日)−西洋合理主義と無明の自覚・自己発見は日常にあり・人生は本当に「苦」か?−
ホテル9階の部屋の窓から徳島駅前
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第五回
第1章 道草遍路〔第二回〕《1996年6月24日〜6月29日(5泊6日)》
◆司馬遼太郎の『空海の風景』を読んで
実は私は、空海については
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第六回
◆第2日目(1996年6月25日)−悩める空海、捨て身の山・生老病死は人生の危機管理・「坂の上の雲」と名もなき漁民−
●第二十一番札所・太龍
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第七回
■修行の道場(土佐・高知県)■
◆第3日目(1996年6月26日) −遍路の歴史と暗部・鯖大師と予定調和・黄泉の国「死国」・室戸岬で空海を見
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第八回
◆第4日目(1996年6月27日) −明星飛来する「御蔵洞」・海洋修行者空海の発見・エリートのドロップアウト・妻の癌とあるがままの世界−
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第九回
◆第5日目(1996年6月28日) −幻想とは何か・超現実と超理想・国際金融資本の自縛・出て来い全共闘・上野千鶴子の暴走−
安芸市は、室戸
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第十回
◆第6日目(1996年6月29日) −竜馬が求めた男のロマン・私の中の遍路と封殺した過去−
翌日、二人はまた龍馬像の前に立っている。龍馬
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第十一回
◆人は神仏の声が聴けるのか--釈迦・イエス・空海の共通点--
6月上旬のことである。朝起きたとき、首を寝ちがえたような筋肉のつっぱりを
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第十二回
◆第2日目(1998年8月11日)--日本最古の人物像は女神であった?--
松山午前9時発。晴天。国道33号線を一路高知へと向かう。約
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第十三回
◆第3日目(1998年8月12日)--怪力空海、海を渡る・風は人をも動かす・憧れの四万十川・大都会の虚飾とバブル--
朝、高知新聞に小
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第十四回
◆第4日目(1998年8月13日)--詩情漂う足摺岬・風が誘う補陀落渡海--
「ウォーッ、出たぞ!」
「あそこだ、あそこだ!」
10数
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第十五回
◆第5日目(1998年8月14日)--人はいかに老いるべきか・豊な老後は次世代の責任--
「足摺テルメ」は、今年の6月1日にオープンした
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第十六回
◆第6日目(1998年8月15日)--見えない空海を追って・夢が広がる空白期間・幼児期の思い出と父母の人生--
7時半起床。昨夜はくた
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第十七回
◆第7日目(1998年8月15日)----
翌日、牛野川に行ってみた。
昨日描いた絵とほとんど変わらぬ風景が広がっていた。日差しに乾
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第十八回
第4章 道草遍路〔第四回〕《1998年10月8日〜10月13日(5泊6日)》
◆第一日目(1998年10月8日)--空海の教育観と綜芸種智院
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第十九回
◆第二日目(1998年10月9日)--女仙人空海に挑む・海を見ていた空海・役小角と山岳修験者の反逆--
昨日の雨はどうやら上がった。盆休
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第二十回
◆第三日目(1998年10月10日)--石峯(せきほう)にまたがる風の空海--
昨夜は熟睡した。朝、宿舎の玄関を出ると、辺りには山の吐息
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第二十一回
◆第四日目(1998年10月11日)--空海にまつわる女性伝説と金剛界胎蔵界の不即不離・本場四国の遍路の元祖・四国遍路は自己懺悔の旅
翌
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第二十二回
◆第五日目(1998年10月12日)--日本の聖の原型と迫害・空也と一遍の悲しみの念仏踊り・般若心経は理解する必要はない--
道後温泉で
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第二十三回
◆第六日目(10月13日)
■菩提の道場(伊予・愛媛県)■
朝、鈍川温泉を発つ。広島行きのフェリーに乗るために今治から松山に引き返す。昨
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第二十四回
第5章 道草遍路〔第五回〕《1999年6月26日〜7月3日(7泊8日)》
−五木寛之氏に問う「仏の教えは民草のものか? 浄土他力は新世紀を拓
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第二十五回
◆第一日目(1999年6月26日)--空海入唐滑り込み
午後2時、今治市着。
せっかく晴れていた空が札所に着いた頃には小雨模様に変わる
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第二十六回
◆第二日目(6月27日)--星ヶ森の空海・霊水信仰と即身成仏
朝のテレビで四国四県に雷、大雨、波浪注意報が発令されていることを知った。外
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第二十七回
◆第三日目(6月28日)--石鎚山の神々と空海
国道沿いのホテルを8時30分出発。
第六十一番札所・香園寺から第六十四番札所までは、予
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第二十八回
■涅槃の道場(讃岐・香川県)
◆第四日目(6月29日)--降伏護摩で戦う空海・水が象徴する菩提の心・八幡大菩薩はわが守り本尊
とうとう降
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第二十九回
◆第五日目(6月30日)
かんぽの宿を9時出発。幸い、今日は薄日が射している。真っすぐに札所を目指す。讃岐平野にある札所は密集しているの
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第三十回
◆第六日目(7月1日)--諭吉と龍馬とこんぴらさん 死霊の山イヤダニ 空海曼荼羅と「まんだら四国」
琴平の町に着いたのは昨日の3時だった
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第三十一回
◆第七日目(7月2日)--捨身ヶ嶽の真魚(まお) 空海伝説とキリスト伝説 四国遍路の本当の姿 弘法大師の生誕地・善通寺
●第七十三番札所・
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第三十二回
◆第八日目(7月3日)--乃木夫妻とフェミニズム 司馬が犯した歴史講義のミス 屏風ヶ浦と空海の生誕地の謎
●第七十六番札所・金倉寺
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第三十三回
第6章 道草遍路〔第六回〕《1999年8月11日〜8月15日(4泊5日)》−四国遍路は新世紀への戦いの烽火
昨日で夏期講習の前半がやっ
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第三十四回
◆第二日目(8月12日)--沙門空海とは? 護摩の火と空海 火と水のくに日本 空海は矛盾の人か? 梅原猛説への反論
●第八十番札所・国分寺
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第三十五回
◆第三日目(8月13日)--八島で拝むタヌキ神社
朝の涼しいうちに「玉藻公園」(高松城)を見学することにして、高松港方面に向かった。市
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第三十六回
◆第四日目(8月14日)--龍灯信仰と海洋信仰・熊野信仰と遍路 補陀落浄土とニライカナイ 宗教の秘める欲望無限地獄 『理趣釈経』をめぐる最澄
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第三十七回
第五日目(8月15日・最終日)−結願(けちがん)の日
三年かかったドライブ遍路の旅も、これが最後の道程である。
朝の涼しいうちに宿を
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第三十八回
逆打ちお礼参り~ 結願までの三年間あまり、私は四国霊場でさまざまな体験を通して空海について考えてきた。それらは各霊場で思いつくままに語ってき
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第三十九回
★真実は二つある。般若心経による「色」と「空」 「般若心経」は、仏の真実の智慧が凝縮された功徳のあるありがたいお経である。経典に「真実であり
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第四十回
★まんだら四国のお礼参り 結願寺からひと山越えれば阿波の第十番札所・切幡寺は近い。そこから数珠つなぎのように点在する札所を逆打ちしていけば、
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第四十一回
大師のおわす高野山へ★空海と水、空海の遺言 新年度の塾の仕事は4月上旬まで猛烈に忙しい。冬期講習からそのまま翌年にかけて高校受験を控えている
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第四十二回
★慈尊院と女人高野の謎、合理精神と女人禁制 橋本市の「ゆの里」を発つと、妻のリクエストで九度山町の「慈尊院」に立ち寄った。 彼女は若い頃、有
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第四十三回
★空海と母性原理(仮説・仏母院) 私が、空海の感性の底流には、母親の多大な影響があったのではないかと直感したのは仏母院を訪れたときである。司
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第四十四回
★空海と鎮護国家-司馬遼太郎の国家観と空海の生涯ー 私たちはこれより空海の墓に向かう。道すがら空海の後半生を概観してみよう。 帰国後の空海に
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空と海と風と 夫婦で愉しむ道草遍路 第四十五回
★空海と理論物理学 私には空海が「人間の真理」と「仏の真理」を截然と分けた上で、しかも一つの世界として把握したように思えてならない。彼は二律
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