大日如来と人々をつなぐ金剛薩埵と、多様な法具をもった諸菩薩の連携ワークによる、菩提心と迷いを断つために必要な智慧の発露をうながす院。
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●金剛手菩薩(こんごうしゅぼさつ・別称して金剛薩埵)を主尊とし、計21の諸尊、執金剛によって構成される。 ●中台八葉院の右側(南方)。 ●大日如来のサトリと私たち(衆生)本有の菩提心をつなぐ金剛薩埵(こんごうさった)の智慧の具体化を説く。 ●この院の諸尊はみな、金剛石(ダイヤモンド)のように堅固なる菩提心をあらわす金剛杵(三鈷杵・独鈷杵)や金剛薩埵の智慧の発露(説法)をあらわす輪宝(法輪)などを手にもつ。 ●四智のなかの成所作智にあたる。