密教については、さっきの夢枕さんではありませんが、いのちという営みに対しておおらかさがある、まずは認めようとするところがあ る、何でも来いというあまり肩肘はらずにすんなり入れる、と。空海は大天才だと思うけれど、天才というだけではなく気力と自分自身を奮い立たせる凄いエネ ルギー、「気」の力があったのではないか、だから空海ゆかりの地というとその場所に空海の「気」がまだ残っていて、それをそこを訪れた人々が感じるので は、とおっしゃられました。


トップページ > オープンフォーラム > 六塵ことごとく文字 > 古代のロマンと密教のおおらかさ 漫画家 里中 満智子